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屋久島 子連れ旅行|島民が本音で語るファミリー旅スポット完全版

「屋久島って、縄文杉まで登らないと楽しめないんじゃないの?」

島に住んでいると、旅行を考えている方からよくそんな声を聞く。

答えはシンプルで、そんなことはない。

縄文杉トレッキングは往復10時間以上かかる本格的なコース。小さな子どもと一緒に歩くのはさすがに難しい。でも屋久島に子連れで来ても、楽しめる場所はたくさんある。

うちの子どもも、まだ小さかった頃から島中をあちこち連れ回してきた。その経験から、本当におすすめできる場所を正直に紹介したい。

小さな子どもでも楽しめるスポット3選

ヤクスギランド──30分から歩ける屋久杉の森

ヤクスギランドは、複数のコースが設定されている自然散策エリア。

一番短いコースは約30分。舗装はされていないけれど、木道が整備されていて小学生なら問題なく歩ける。コースによっては幼稚園児でもOK。大人500円・子ども250円の入場料で入れる。

うちの子が初めてここに来たとき、でっかい屋久杉の前で「なんか生きてる気がする」とつぶやいたことがある。ガイドブックでは伝えられない感覚が、屋久島の森にはある。

雨の日でも緑が深くなって美しい。むしろ雨のほうが好き、という人も多い。

いなか浜──ウミガメと出会える砂浜

屋久島北西部にある「いなか浜」は、日本有数のアカウミガメの産卵地。

5月〜7月は産卵シーズン。早朝に砂浜を歩くと、ウミガメが上陸した足跡が残っていることがある。子どもが「これ恐竜みたい!」と声を上げた瞬間は、今でも覚えている。

産卵の観察会(永田ウミガメ連絡協議会が主催)は夜間に行われる。体力的に問題ない年齢の子なら、一生ものの体験になる。昼間は砂浜で水遊びするだけでも十分楽しめる。遠浅のエリアがあり、小さな子どもでも波打ち際で安心して遊べる。

千尋の滝──車を停めてすぐ見られる絶景

島の南部にある千尋(せんぴろ)の滝は、大きな花崗岩の一枚岩を流れ落ちる迫力ある滝。

駐車場から展望台まで歩いて数分。ベビーカーや抱っこ紐でも問題ない。
その迫力に「うわあ」となること間違いなし。

大川の滝──日本の滝100選!大迫力の絶景

大川(おおこ)の滝は、落差88メートルを誇る屋久島最大の滝。

駐車場から歩いて数分で滝のすぐ近くまで行ける。迫力がすごくて、近づくと水しぶきが飛んでくる。子どもは大喜びする場所のひとつ。

島の西側に位置するので、西部林道のドライブと組み合わせると効率よく回れる。


屋久杉自然館──好奇心をそそる自然の知

http://www.yakusugi-museum.com/

屋久杉自然館は、屋久島の森や屋久杉について展示で学べる施設。

縄文杉のルーツや屋久島の自然の成り立ちが、子どもにもわかりやすく説明されている。

雨の日や、トレッキングの前後に立ち寄るのにちょうどいい。

ぼく自身、「森に行く前にここで予習すると、同じ景色がまったく違って見える」と感じた。大人にとっても十分楽しめる。

入館料は大人600円・中学生以下は300円。

子ども目線で「本当に盛り上がった」もの

西部林道でヤクシカ・ヤクシマザルに会いに行く

島の西側を走る「西部林道」は、屋久島の中でも動物の密度が高いエリア。

車でゆっくり走っていると、ヤクシカやヤクシマザルが道端に普通に出てくる。動物園とは違う「こちらが訪問者」という感覚がある。

先日、家族でドライブしていたら、ヤクシカが車のすぐ脇に来て、じっとこちらを見つめてきた。子どもが窓から手を振っても動じない。なんともいえない時間だった。

トレッキングなしで、ドライブだけで楽しめるのがいい。疲れたらそのまま帰れる。

黒味岳──子連れでも挑戦できる本格トレッキング

少し体力に自信のある家族には、黒味岳のトレッキングをおすすめしたい。

白谷雲水峡から入って往復6〜7時間ほど。縄文杉ほど長くはないけれど、それなりにしっかり歩く。標高1831メートルの山頂からは、屋久島の山々が360度見渡せる。

頂上付近は岩場になっていて、手も使いながら登る場面もある。小学校高学年くらいから、体力次第で挑戦できる印象。低学年の子には少し難しいかもしれない。

「縄文杉は遠すぎるけど、本格的な山も登ってみたい」という家族にはちょうどいいコース。

ただ、屋久島の山の天気は変わりやすい。雨具・防寒着・十分な水と食料は必須。登山経験が少ない場合は、地元のガイドと一緒に行くと安心。

子連れで屋久島に来るなら、知っておきたいこと

屋久島は「ひと月に35日雨が降る」と言われるほど、雨が多い島。どの季節にも雨は降る前提で、雨具は必携。

移動はレンタカーが圧倒的に便利。バスもあるけれど、本数が少なく、子ども連れには不向きなことが多い。

特に西部林道やいなか浜は車がないと行きにくい。

「縄文杉に登れなかったけど、十分すぎるくらい満足だった」という旅行者の声を何度も聞いてきた。
縄文杉以外にも、屋久島には本当に見どころがある。よかったら、ぜひ家族で来てみてほしい。

参考・公式情報

屋久島は観光で来るのも最高ですが、実は社員旅行やチームビルディングの場として選ぶ企業も増えています。

普段と違う大自然の中に身を置くと、チームの会話が変わり、社員同士の本音が出やすくなるんですよね。

ぼく自身、10年以上ここに住んで企業研修やリトリートを行ってきて、そのことを何度も目の当たりにしてきました。

「社員旅行の一環で、意味のある体験もさせてあげたい」という方は、ぜひ企業研修・リトリートページもご覧ください。

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