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屋久島社員研修旅行の失敗しない選び方|体験は知識の10倍の価値

屋久島社員研修旅行の失敗しない選び方|体験は知識の10倍の価値

「社員研修を実施しているのに、職場の雰囲気が変わらない。」
「チームワークに関する本を読ませているけど、行動が変わらない。」

こんな悩みを抱えている人事担当者・経営者の方は、少なくないのではないでしょうか。

実は、組織が変わらない最大の原因は「知識」を与えることに集中しすぎているからかもしれません。

Gallupの調査によれば、日本の社員のエンゲージメント率はわずか6%で、世界平均(23%)の4分の1以下。先進国のなかでも最低水準が続いています(※Gallup State of the Global Workplace 2023)。

座学や一般的な研修を重ねても、この数字がなかなか上がらない企業が多いのはなぜか。

答えは「体験」の不足にあります。

この記事では、体験型プログラムを設計・運営してきた立場の人間が、実際に「参加者として」屋久島でのリトリートを体験し、腹の底から確信したことをお伝えします。体験は知識の10倍の価値がある—この言葉の意味を、一緒に考えていきましょう。

なぜ、知識だけでは組織は変わらないのか

座学研修の「限界」を示すデータ

企業研修への投資が増える一方で、研修後の「行動変容」が起きないという課題は、多くの企業が感じています。

人材育成に関する調査では、研修後に「職場での行動が変化した」と感じた受講者は全体の3〜4割程度にとどまるというデータが繰り返し報告されています。つまり、半数以上の研修は「知識は増えたが、行動は変わらなかった」という結果に終わっているのが現実です。

なぜ、こんなことが起きるのでしょうか。

答えは、人間の学習の仕組みにあります。

「頭でわかる」と「腹落ちする」は、全く別物

心理学者デイヴィッド・コルブが提唱した「経験学習サイクル」によれば、人が本当に学ぶためには「具体的な体験 → 内省・振り返り → 概念化 → 実践」というサイクルが必要です(※SimplyPsychology – Kolb’s Learning Styles)。

座学研修で提供されるのは「概念化」だけ。体験と内省のプロセスが抜けているため、知識が行動に結びつきにくいのです。

「チームワークが大切だ」という言葉は、100人が頭で理解できます。でも、困難な課題を仲間と一緒に乗り越えた「体験」がある人と、ただ聞いただけの人では、翌日からの日常業務での行動が全く違います。

頭でわかることと、身体でわかること。これは、根本的に別物なのです。

日本企業が抱える「エンゲージメント危機」の本質

エンゲージメントが低い原因の多くは「上司との関係性」「仕事の意味を感じられない」「チームへの帰属感の薄さ」にあります。

これらは、マニュアルや座学では変えられない課題です。人と人の関係性は、共に何かを体験し、共に何かを感じることでしか、根本的に変わりません。

厚生労働省の「令和5年雇用動向調査」によれば、従業員が離職する理由の上位に「人間関係の問題」が長年並び続けています(※厚生労働省 令和5年雇用動向調査)。

人間関係を変えたいなら、体験を共有するしかない。屋久島社員研修旅行が選ばれ続けている理由は、ここにあります。

「参加者になって確信した」体験の本当の力

設計者が、あえて「受ける側」になった日

株式会社創(SOU)代表の渡邉匠は、ファシリテーションの世界で長年影響を受けてきた師匠・中野民夫さん(著書:「ファシリテーション革命」「学び合う場のつくり方」)が屋久島でマインドフルリトリートを開催するという情報を目にしました。

渡邉は、その場に「主催者」でも「スタッフ」でもなく、「参加者」として申し込みました。

普段は研修やリトリートを提供する立場の人間が、あえて受ける側に回る。当たり前のようで、意外とできないことです。

料理を教えている人が、誰かの料理を食べに行く。
コーチとして活動している人が、コーチングを受けてみる。
研修を設計している人が、研修の参加者になってみる。

頭では「大切だ」とわかっていた。でも、実際にやることは別物でした。

屋久島で起きた「見え方の変化」

リトリートに参加して、渡邉が最初に感じたのは「場の静けさ」でした。

急がない。急かされない。自分の内側とゆっくり向き合う時間。

マインドフルに、丁寧に生きてみるような時間が流れていた——彼はそう振り返ります。

そして、おもしろかったのが「屋久島の見え方が変わった」こと。

毎日見ているはずの屋久島なのに、まるで違う場所に来たような感覚になった。同じ場所なのに、自分の状態が変わると、見えるものも変わる。

これが体験として腑に落ちた瞬間でした。

「あ、こういう感覚を参加者のみなさんに届けたい。」

そう、腹の底から確信できたと言います。本を読んでいるだけではたどり着けない感覚がある。どれだけ良い知識を持っていても、実際に体験しないと分からないことがある。

本や知識は「体験を補完するもの」でしかない

知識は大切です。でも、体験はその10倍の価値があります。

頭で分かっていることと、身体で分かっていることは、全然ちがう。

本や知識というのは、誰かの体験を「補完」するものでしかない。それを自分の身体で追体験して、はじめて本当の意味で「わかる」になる。

これは、屋久島社員研修旅行が提供したいことそのものです。社員に「読んで理解させる」のではなく、「体験させ、感じさせる」。その積み重ねが、組織の根本的な変化を生み出します。

屋久島社員研修旅行だからこそ得られるもの

世界自然遺産という「場」が持つ、唯一無二の力

屋久島は1993年、日本で初めてユネスコ世界自然遺産に登録された島です。樹齢7,200年とも言われる縄文杉、島の96%を覆う原生林、年間8,000mm以上の降水量が育む苔むす森。

「一か月の雨が一日で降る」と言われる屋久島の自然は、「生命のスケール」をリセットするような体験を与えてくれます。

東京やオフィスで抱えていた課題が、ちっぽけに見える瞬間がある。「なぜあんなに小さなことで悩んでいたんだろう」と気づく瞬間がある。それが、屋久島だからこそ生まれる組織変容の力です。

自然の中に身を置くことで人の心が解放されやすくなることは、環境心理学や自然療法の分野でも広く研究されています(※Int J Environ Res Public Health. 2019 – Nature and mental health)。

自然体験×コーチング×ファシリテーションの融合

株式会社創(SOU)のプログラムは、ただの自然体験ではありません。以下の3つの要素を組み合わせることで、「体験が行動変容に繋がる」プロセスを丁寧に設計しています。

① 自然体験(Non-ordinary Experience)
屋久島の森・川・海・星空という非日常環境に身を置くことで、日常の思考パターンから解放される体験を提供します。

② ファシリテーション(Dialogue Design)
体験した「感覚」「気づき」「感情」を言語化し、チーム内で共有するためのファシリテーションを行います。渡邉匠は教育現場10年+カナダロッキーガイドの経験を持つ、体験学習の専門家です。

③ コーチング(Individual Integration)
個人レベルでの気づきを「職場に持ち帰れる行動」に繋げるためのコーチング的アプローチを取り入れています。

この3つが揃うことで、研修後も変容が続く「行動変容」が起きやすくなります。

「受け取ることをやめたら、渡せるものも薄くなる」

社員研修旅行を企画・運営する人事担当者・研修担当者の方に、一つお伝えしたいことがあります。

あなた自身は、体験しましたか?

提供する側として動いていると、いつのまにか受け取ることを忘れてしまう。でも、受け取ることをやめたら、渡せるものも薄くなっていく。

研修担当者が実際に体験することで:
・参加者が感じる「不安」「高揚感」「気づき」が分かるようになる
・研修の「スペック」ではなく「体験の質」で選ぶ目が育つ
・社員への説明が、知識からでなく「体験から来る言葉」になる

「知識として知っていること」と「体験として知っていること」では、伝える力が全く違います。

失敗しない屋久島社員研修旅行の選び方

チェックポイント①:「内省」の時間が設計されているか

研修旅行の成否を分けるのは「何をするか」よりも「どう振り返るか」です。

体験型研修で最も重要なのは「内省(リフレクション)」のプロセス。活動の後に、「自分は何を感じたか」「チームにどんな変化があったか」を言語化し、共有する時間があるかどうかを確認しましょう。

コルブの経験学習サイクルが示すように、体験(Experience)だけでは学びは完結しません。内省(Reflection)→ 概念化(Conceptualization)→ 実践(Experimentation)のサイクルが組み込まれているプログラムを選んでください。

チェックポイント②:「非日常の質」にこだわっているか

どれだけ遠くに行っても、スマートフォンを手放せなければ「日常」は続きます。

優れた屋久島社員研修旅行は、物理的な非日常(屋久島という場所)だけでなく、心理的な非日常(日常の役割からの解放)を設計しています。

・SNSやメールから離れる時間はあるか
・役職・肩書きを外した対話の場はあるか
・「成果を求めない、ただ存在する」時間があるか

これらが整っているプログラムは、表面的な変化ではなく根本的な変容をもたらします。

チェックポイント③:研修後のフォローがあるか

体験は「入口」にすぎません。

研修旅行で生まれた気づきを、日常業務の変化に繋げるためには、研修後のフォローが重要です。研修後に「どう変わったか」を振り返るセッションや、継続的なコーチング・対話の場があるかどうかを確認してみてください。

1回の体験で組織は変わりません。体験を起点に、継続的な関わりが変化を根付かせていきます。

チェックポイント④:プログラム提供者が「体験者」でもあるか

最後に、少し変わった視点から確認してほしいことがあります。

そのプログラムを提供している人は、自分自身がそのような体験を深く積んでいるか?という点です。

研修を設計している人間が、自分自身は体験したことがない——そんなプログラムでは、参加者に「本物の体験」を届けることは難しいでしょう。渡邉が師匠のリトリートに「参加者」として飛び込んだように、提供者自身が体験の深みを知っているかどうかは、プログラムの質に直結します。

問い合わせの際に「代表や担当者自身はどんな体験をされてきたのですか?」と聞いてみるのも、良い選び方のひとつです。

まとめ|体験は知識の10倍の価値がある

「体験は知識の10倍の価値がある」——これは単なるキャッチコピーではありません。体験型プログラムの設計者自身が、「参加者」として屋久島のリトリートを体験し、腹の底から確信したことです。

知識を渡すだけでは、組織は変わらない。でも、体験を共に持つことで、チームは根本から変わっていきます。

屋久島社員研修旅行に興味はあるけど、「本当に効果があるのか」「自社の課題に合うか」と悩んでいる人事担当者・経営者の方へ。

まずは話を聞くところから始めてみませんか?

株式会社創では、企業規模や組織の課題に合わせたオーダーメイドの研修プログラムを提案しています。無料相談(60分)で、御社の状況と最適なプログラムについてじっくりお話しします。

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