あなたの会社で、最近こんなことが起きていませんか?
「会議では誰も本音を言わない」
「優秀な社員ほど、突然辞めていく」
「チームビルディング研修をやっても、一時的な効果で終わる」
実は、日本の従業員エンゲージメント率はわずか6%。世界最低水準です。※1
さらに、大卒の3年以内離職率は32.3%。※2 せっかく1人あたり平均103万円※3をかけて採用した人材が、3人に1人は辞めてしまう現実があります。
多くの企業が気づいていないこと。
それは、見えている問題(業績、離職率)の裏には、見えていない問題(本音、価値観のズレ、つながりの喪失)が潜んでいるということです。
この記事では、屋久島の自然環境を活用した「焚き火を囲む対話」が、なぜチームの根本的な課題を解決できるのか。鹿児島・屋久島で行われているチームビルディング研修の秘密をお伝えします。
目次
今、多くの企業が抱える「見えない組織の危機」
「辞めたい」と言う社員が増え続けている現実
経営者や人事責任者の方々と話していると、必ずと言っていいほど出てくる悩みがあります。
「優秀な社員ほど、突然辞めていく」
実際、厚生労働省の調査によれば、大卒の3年以内離職率は32.3%、高卒では38.4%に達しています。※2
さらに深刻なのは、離職理由の第1位が「人間関係(上司・経営者)への不満」であるという事実です。※25
つまり、給料や待遇の問題ではなく、職場での「つながり」や「関係性」に問題を感じて辞めていくのです。
採用には1人あたり平均103万円のコストがかかります。 教育・研修コストを含めれば、さらに50〜100万円。そして、引き継ぎや業務停滞による損失は計算不可能です。
30名規模の会社で年間3名が離職した場合、最低でも年間459万円の損失が発生します。
でも、本当の損失はお金だけではありません。
会議では出ない本音、職場で失われた「つながり」
もう一つ、深刻な問題があります。
それは、私たちは本当の意味でコミュニケーションを取っていないという現実です。
「コミュニケーション力が大事」とよく言われます。しかし、職場での会話の多くは、業務連絡で終わっています。
- あの案件、どうなった?
- 明日の会議資料、用意できてる?
- この数字、確認しておいて
もちろん、これらも大切なコミュニケーションです。でも、こんな会話だけで、本当につながっていると言えるでしょうか?
その人が本当にやりたいこと。自分らしさ。心の底にある想い。
そういったものを押し殺したまま、社員同士が会話をしている。そんな場面を、私は屋久島での研修を通じて数多く見てきました。
会話はしているようで、会話していない。 つながっているようで、つながっていない。
オンラインツールでいつでも連絡を取り合える時代になりました。
でも、それは表層的なもので、心と心がつながっていないのです。
だから、みんな虚無感に覆われて、どこか孤独感を感じている。気持ちがしんどくなって、辞めていってしまう。
実際、日本の従業員エンゲージメント率はわずか6%で、世界最低水準です。※4
多くの社員が「この会社で働く意味」を見失っているのです。
なぜ従来のチームビルディング研修では解決できないのか?

座学研修が見落としている「氷山の下」の問題
多くの企業が、チームビルディング研修やコミュニケーション研修を導入しています。
でも、こんな経験はありませんか?
「研修直後は盛り上がるけど、1ヶ月後には元通り」
「スキルは学んだはずなのに、現場で活かされない」
なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?
答えは、氷山の法則にあります。
海に浮かぶ氷山は、海面上に見えている部分はわずか10%。残りの90%は海面下に隠れています。
組織の問題も同じです。
【見える問題・顕在的な課題】
- 売上の低下
- 離職率の増加
- 生産性の低下
- 会議での発言の少なさ
- 残業時間の増加
これらは全て、氷山の海面上に見えている部分です。
でも、これらは全て結果に過ぎません。
本当の原因は、氷山の海面下にあります。
【見えない問題・潜在的な課題】
- その人が内心どう思っているのか
- 本当は何を望んでいるのか
- 個人のミッション・ビジョンの不一致
- 深層にある人間関係の問題
- 組織の根本的な価値観のズレ
- 一人ひとりの「自分らしさ」の抑圧

スキルやノウハウだけでは解決しない理由
一般的なチームビルディング研修は、スキルやノウハウ、仕組みで完結しようとします。
- コミュニケーションの技術
- 会議のファシリテーションスキル
- 目標設定の方法論
- PDCAサイクルの回し方
もちろん、これらも大切です。
でも、いくらスキルやノウハウ、仕組みを作ってもうまくいかない。
なぜなら、見えない潜在的な課題が解決されていないからです。
例えば、こんな状況を想像してみてください。
売上目標を掲げて、施策を立てて、チームで進めていこうという仕組みを作ったとします。
でも、その目標を、メンバーが本当に心から望んでいるでしょうか?
自分のやりたいこととつながっている感覚があるでしょうか?
信頼関係が築けていない状態で、チームが一丸となって進めるでしょうか?
答えは、NOです。
モチベーションが上がらない。 成果が出ない。 チームワークが機能しない。
これらは全て、氷山の下にある潜在的な課題が解決されていないから起きるのです。
表面的な問題をいくら解決しようとしても、根本が変わらなければ、また同じ問題が繰り返されます。
だからこそ、私たちは氷山の下にアプローチする研修が必要なのです。
焚き火を囲む対話が、チームの「見えない問題」を解決する

屋久島の自然が生み出す「2種類の対話」
では、どうすれば氷山の下にある「見えない問題」を解決できるのでしょうか?
その答えが、焚き火を囲む対話にあります。
実は、焚き火を囲んだ対話には、2種類の対話が存在します。
【見えている対話】
これは、誰かが話している対話です。
Aさんが喋って、Bさんがそれに答えて、Cさんが話す。
録画したり、議事録を取ったり、文字起こしをすれば、言葉として記録できる対話。これが「見えている対話」です。
【見えていない対話】
実は、Aさんが話し終わった後や、話している最中にも、沈黙の時間があります。
この沈黙の時間に、「見えていない対話」が起こっているのです。
「次こんなこと話そうかな」
「あの人がこう言ってたな」
「自分はどう思っているんだろうな」
「そういえばプログラムの中であんなこと思ってたな」
ずっと、自分の中で対話が続いています。
この見えていない対話=自分との対話こそが、本当に大切なものなのです。
自分の本当の本心や本音。自分の潜在意識側。それに気づいていくこと。
これが、氷山の下にアプローチする方法なのです。
沈黙が許される場が、本音を引き出す
普通の会議やミーティングだと、沈黙があると「何か喋らなきゃ」と思ってしまいますよね。
間を埋めようとして、ついつい誰かが喋ってしまう。
でも、焚き火を囲んでいると、沈黙でもいいと思えるのです。
沈黙でも火を見ていれば、間が持っている感じがする。焚き火を見ていればいい。
相手の顔もちょっと薄暗くて見えにくいので、自分に集中して、自分と対話する時間が持てます。
風や炎の揺らめきが、集中力を増してくれる。この対話の時間を拡張させてくれる。
これが、焚き火の持つ大きな価値です。
さらに、屋久島という環境も重要な役割を果たします。
携帯圏外でのデジタルデトックス。スマートフォンやメールから完全に解放される。
役職や肩書きを忘れ、一人の人間として向き合える。
時間の流れが変わり、深い内省が可能になります。
そして、森の静寂が心の壁を溶かします。
自然の前では虚勢を張れません。普段言えない本当の想いが、自然に出てくるのです。
科学的に証明された森林浴の力
実は、森林浴の効果は科学的にも証明されています。
森林セラピーの研究によれば、森の中を歩くことでストレスホルモン(コルチゾール)が有意に減少することが分かっています。※6
また、日本医科大学の研究では、森林浴によってNK細胞活性が約50%向上し、その効果が30日以上持続することが明らかになっています。※7
屋久島には、樹齢数千年の屋久杉があります。縄文杉をはじめとする古木群。
世界自然遺産の圧倒的な自然の中で、日常を完全に忘れる非日常空間。
現代では、人は自然とのつながりを感じにくくなっています。そして人とのつながりも感じなくなっています。
屋久島は「つながりの島」です。
つながりを圧倒的なスケールで感じることができます。
それは自然とのつながりを感じるということでもあり、 人と人とのつながりを感じることでもあり、 そして自分とのつながりを感じることでもあります。
この圧倒的なつながりの体験が、人と組織を根本から変えていくのです。
「辞めたい」が「この会社で良かった」に変わる瞬間

焚き火の対話で起きる変化のメカニズム
焚き火を囲む対話を通じて、何が起きるのでしょうか?
まず、自分の本音に気づくことから始まります。
日常の忙しさの中で、私たちは自分の本当の気持ちを置き去りにしています。
「本当は何がしたいのか」 「何を大切にしたいのか」 「なぜこの仕事をしているのか」
こういった問いに、ゆっくり向き合う時間がないのです。
でも、焚き火を囲んで、屋久島の森の静寂の中で、自分と対話する時間を持つと、見えてくるものがあります。
「あれ、自分って本当はこう思ってたんだ」
そんな気づきが生まれます。
チーム一丸となる瞬間
そして、もう一つ重要なことが起きます。
それは、お互いの本音を知るということです。
普段の職場では見せない一面。本当に大切にしていること。抱えている悩み。
焚き火を囲んで、一人ひとりが自分の想いを語り始めます。
「実は、こんなことを考えていた」 「本当は、こうしたかった」 「自分は、これを大切にしたい」
役職を超えて、肩書きを超えて、人と人として向き合う時間。
その瞬間、不思議なことが起きます。
「あの人も、同じように悩んでいたんだ」 「この人の想い、自分と似ているな」 「みんな、本気で会社のことを考えていたんだ」
そんな気づきが、チームを一つにしていくのです。
離職を考えていた社員が、「もう一度、この仲間と頑張ってみよう」と思う。
バラバラだったチームが、「同じ方向を向いて進もう」と決意する。
これは、スキルやノウハウでは生まれない変化です。
心と心がつながった瞬間に、初めて起きる変化なのです。
研修後も続く変化
そして、この変化は一時的なものではありません。
焚き火を囲んで得た気づきや、お互いの本音を知った体験は、職場に戻ってからも続きます。
「あのとき話してくれたこと、覚えてるよ」 「あの体験、今も思い出すよね」
共通の体験が、チームの絆を深め続けます。
困難な状況に直面したときも、「あのとき乗り越えたように、今回も一緒に乗り越えよう」という気持ちになれるのです。
これが、焚き火を囲む対話が生み出す、本当の組織変革なのです。
株式会社創(SOU)の鹿児島チームビルディング研修とは
プログラムの特徴
株式会社創(SOU)は、鹿児島・屋久島の世界自然遺産環境を活用した、独自のチームビルディング研修を提供しています。
【チームビルディングプログラムの内容】
期間: 2泊3日の集中プログラム
場所: 屋久島の原生林・キャンプサイト など
プログラム内容:
- 森の中での対話セッション
- 焚き火を囲む深い対話の時間
- 協働チャレンジ体験(登山・野外調理など)
- 振り返りとアクションプラン作成
単なるアクティビティではなく、実践的な協働体験を通じて、本気で信頼し合えるチームを創り上げることを目指します。
屋久島の圧倒的な自然の中で、日常から完全に離れることで、本来の自分と向き合い、チームとしての一体感を取り戻します。
こんな企業におすすめ
以下のような課題を抱えている企業に、特におすすめです。
✓ 優秀な人材が次々と離れていく
✓ 社員同士の対話が減っている
✓ チームの一体感が薄れている
✓ 会議で本音が出ない
✓ 従来の研修では効果が出ない
✓ 組織づくりの答えが見つからない
✓ 離職率を改善したい
✓ 社員のエンゲージメントを高めたい
もし一つでも当てはまるなら、屋久島の自然の力で、組織を変える第一歩を踏み出しませんか?
まとめ
チーム力が上がらない本当の理由。
それは、見えている問題だけを解決しようとして、
見えていない問題(本音、価値観、つながりの喪失)を放置しているからです。
焚き火を囲む対話は、自分との対話を深め、お互いの本音を知り、心と心でつながる時間を作ります。
屋久島の圧倒的な自然の中で、「辞めたい」が「この会社で良かった」に変わる瞬間を、あなたのチームも体験しませんか?
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