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「行ってきます」で別れたリーダーたち – 鹿児島・屋久島3日間のリーダーシッププログラムで起きた奇跡の変化

「行ってきます」で別れたリーダーたち – 鹿児島・屋久島3日間のリーダーシッププログラムで起きた奇跡の変化

「行ってきます」

インテリア業界、教育業界、IT業界で課長や部長を務めるビジネスリーダー3人が、

この言葉で屋久島を去って行きました。

なぜ彼らは「さよなら」ではなく、「行ってきます」と言ったのか?
なぜ管理職として組織を牽引してきた彼らが、屋久島にきたのか?

3日間の屋久島リーダーシッププログラムで起きたのは、
従来の座学研修では絶対に得られない「本物の変化」でした。


滝壺への恐怖を乗り越えた瞬間、30分間の川辺での内省、千年杉から学んだ時間軸の転換…。

現代の管理職の77%が「昇進したくない」と答える時代。
しかし、屋久島の大自然は、彼らの内面に眠っていたリーダーとしての本質を呼び覚ましたのです。

これは、組織の未来を担うビジネスリーダー3名の、真の変革ストーリーです。

従来のリーダーシップ研修では得られない「本物の変化」への渇望

現代の日本企業が直面している深刻な問題をご存知でしょうか?

管理職への昇進意欲が史上最低水準になっているのです。
日本能率協会マネジメントセンターの調査によると、なんと77%もの人が管理職に「なりたくない」と回答しています。

その背景には、従来のリーダーシップ研修の限界があります。

多くの企業が実施している座学中心の研修では、リーダーシップの「スキル」や「ノウハウ」は学べても、リーダーとしての「在り方」や「内面的な成長」には触れられません。
スライドを使った講義、ケーススタディでの議論、ロールプレイング…。
これらは確かに知識は増やしますが、人の心の奥底にある「恐れ」や「迷い」、そして「本当にやりたいこと」には届かないのです。

こうした内面的な課題は、会議室での研修では解決できません。
実際、屋久島リーダーシッププログラムに参加した教育業界の部長は、体験を振り返ってこう語っています。

「ちょっと臆病になっている自分がいることに気がつきました。人との関わりやマネジメントにおいて特に。決断して動くことで、良くも悪くも結果が出る。そこからまた決断して動くことで良くなる。だから決断して動けばいい。」

この気づきは、従来の座学研修では絶対に得られないものです。

さらに深刻なのは、日本の従業員エンゲージメントがわずか6%という世界最低水準であることです(ギャラップ社調査)。
リーダー自身が迷いを抱えている状況で、どうやって部下のエンゲージメントを高められるでしょうか?

必要なのは、知識やスキルの習得ではなく、リーダーとしての「本質的な変化」です。自分自身と深く向き合い、恐れを乗り越え、本当にやりたいことを見つける。そんな根本的な変革が求められているのです。

屋久島3日間で起きた「奇跡の変化」- 3人のリーダーの生の声

屋久島の大自然が、3人のリーダー候補にもたらした変化は、まさに「奇跡」と呼ぶにふさわしいものでした。

彼らの生の声をお聞きください。

参加者A(インテリア業界・部長):「決断が先」- 恐怖を乗り越えた覚醒

最も印象的だったのは、滝壺への大ジャンプでした。

「海抜0地点から川を登っていく、未知の探索、
 飛び込みの恐怖というプロセスにビジネスや人生を重ねて考える機会になりました。
 普通の生活では恐怖を実際に味わうことってないじゃないですか。
 でも自然の中だったら、やっぱり本能的に『怖い』って思うことがあって。
 それに対して自分で決断して飛び込むことによって、
 恐怖の後のワクワクとか楽しさとかドキドキみたいな感情が動いた瞬間を朝から体感できました。」

この体験から彼が得た最大の気づきは「決断が先」ということでした。
組織変革でも、パートナーシップでも、まず決断することで道が開ける。
屋久杉のような長期的視点で物事を捉える重要性も学びました。

参加者B(教育業界・組織開発部部長):五感を通じた自然との一体感

「今までやったことがない体験でした。そして自分自身の身体を感じた。
 冷たい水、足の裏の感覚、岩のゴツゴツ、メンバーの動きやチャレンジに刺激をもらいました。
 時間軸を感じることや気候の差、水の流れや循環が、自分自身の五感の刺激につながった。」

彼は自然の多様性を観察することで、観察力そのものが向上し、それが自分自身への探索につながったと語ります。そして重要な気づきを得ました。

「ちょっと臆病になっている自分がいることに気がつきました。
 決断して動くことで、良くも悪くも結果が出る。
 そこからまた決断して動くことで良くなる。だから決断して動けばいい。」

参加者C(IT関連会社・課長):30分間の内省で見つけた「美しいもの」

最も深い変化を遂げたのは、川辺での30分間の内省でした。

「自分の中でその自然と繋がるみたいな感覚が、なんかこの場が一番持てた感覚があって。
 蚊に刺されるんですよ。結構やだなって思ったんですけど、
 とはいえなんかこう座ってた時にどっちが邪魔かって言ったらなんか自分だなって。
 自分が今そのここにいさせてもらってるみたいな感覚を感じた。」

そしてIT業界で働く自分について深く内省しました。

「その透き通った水とかすごい美しいなと思って。
 なんか自分は美しいものがやっぱ惹かれるなって思ったんですよ。
 私が働いてるところですと、例えば情報の流通とかオペレーションとか、
 そういうのもなんか美しさを感じるとすごく感動するというか。
 濁ってないって言ったらいいんですかね。」

この30分間の内省で、彼は自分が本当に大切にしているものを発見したのです。

なぜ屋久島の自然がリーダーシップ変革に効果的なのか?

屋久島の自然環境が、なぜこれほどまでに深いリーダーシップ変革をもたらすのでしょうか?その秘密には、科学的な根拠があります。

森林浴が脳に与える驚異的な効果

森林セラピーソサエティの研究によると、森林浴はストレスホルモン(コルチゾール)を有意に減少させ、リラックス効果をもたらします。
さらに注目すべきは、NK細胞活性が約50%向上し、その効果が30日以上持続することです(李卿・日本医科大学研究)。

これは単なるリラクゼーション効果ではありません。ストレスが軽減され、免疫機能が向上した状態では、脳の前頭前野がより活発に働き、創造性、判断力、そして感情のコントロール能力が格段に向上するのです。

参加者の一人が体験した「機械的な、人工的な音や香りや景色のノイズがない、ある意味で自分とつながるしかない環境」
これこそが、現代のリーダーが失いかけている「本質的な思考力」を取り戻す鍵なのです。

千年杉が教える長期的リーダーシップ

屋久島の千年杉は、リーダーにとって最も重要な「時間軸」の概念を教えてくれます。

参加者の一人はこう語りました。

「これまでって1年で成果出すとか、店長だったら1ヶ月での成果でみたいな、もうすごい短い時間軸でやってたけど、組織変革は1年とかじゃない。ずっとやっていく、こう、時間軸の仕事を初めてこう触った感じがして。だから木にとっての1000年、2000年はすごく、でも自分たちの100年と俺は似てるかもって思って。」

現代のビジネス環境では、四半期決算や短期的な成果に追われがちです。しかし、真のリーダーシップには長期的視点が不可欠です。千年の時を生きる屋久杉の前に立つことで、リーダーは自然と「持続可能な組織づくり」「人材育成の長期的効果」「企業の使命と社会への貢献」といった本質的なテーマと向き合うことになります。

デジタルデトックスが生む「真の対話」

屋久島の多くのエリアは携帯電話の圏外です。これは偶然ではなく、リーダーシップ変革にとって重要な要素です。

スマートフォンやメールから完全に解放されることで、参加者は自分自身、そして仲間との「真の対話」に集中できます。
参加者の声にもあった「開放的な空間や電波が通じないなど、いつもの主戦場との物理的な距離と情報の遮断も大きかった」という体験がそれを物語っています。

このデジタルデトックス環境でこそ、リーダーとしての「本音」「本当にやりたいこと」「大切にしたい価値観」が浮き彫りになるのです。

チームビルディング効果:「仲間から学んだチャレンジの姿勢」

屋久島のリーダーシッププログラムで起きたのは、個人の変革だけではありませんでした。参加者同士が互いの挑戦する姿を見て、深い影響を受け合う「相互学習効果」も生まれました。

リベンジチャレンジが生んだ感動の瞬間

最も印象的だったのは、岩登りでの「リベンジチャレンジ」でした。

参加者の一人が振り返ります。

「同じ参加者の方が一回目登れなく、自分も登れなかった場所を、
 帰りもう一回チャレンジしていいですか?って言ってたのが、
 『あ、めっちゃなんかかっけえな』って。
 それ普通に降りてたんですよ、自分一人だったら。」

この瞬間、チーム全体に変化が起きました。一人の勇気ある挑戦が、他のメンバーの心に火をつけたのです。

「2回目にトライした時ってなんかわからないですけど登れたんですよね。
 要はこう『うーん』とかってやって登ったんじゃなくて、
 なんかここに足がかかって『すっ』って行っちゃった。
 だから、それすごい自分の中でもいい経験になって。」

「可能性への気づき」がもたらす組織変革

このチャレンジ体験から生まれた最も重要な気づきは、「自分の可能性を制限していた」ことでした。

「自分その前の自分は全くできないと思ったものが、
 なんかやりたい、チャレンジしたいと思って戻ってしたら、
 全く自分が思ってなかった形でそれが実現できる。
 なんかそれが本当に、自分に見えてないものっていっぱいあるんだろうなとか、
 自分の可能性を制限してるんだろうなとか。」

これは、リーダーが部下に対して持つべき最も重要な視点です。部下の可能性を信じ、挑戦を応援し、失敗を恐れずに再チャレンジできる環境を作る。

屋久島での体験は、参加者自身がそれを身をもって学ぶ場となったのです。

組織での活用:信頼関係の構築

この相互学習効果は、組織運営において極めて重要な示唆を与えています。
リーダーが部下の前で「挑戦し、時には失敗し、それでも諦めずに再チャレンジする姿」を見せることで、部下との間に深い信頼関係が生まれます。

完璧なリーダー像を演じるのではなく、人間らしい弱さも含めて自分をさらけ出すことで、部下も本音で向き合えるチームが作られるのです。

屋久島の自然という非日常環境だからこそ、参加者は役職や立場を超えて、一人の人間として向き合うことができました。

この体験こそが、真のチームビルディングの出発点となるのです。

ネクストリーダーシッププログラムの導入

この感動的な変革体験を、御社の次世代リーダー候補にも提供することが可能です。

ネクストリーダー育成プログラムの概要

形態: 屋久島3日間集中型プログラム
対象: 次世代を担うリーダー候補(管理職・リーダー職)

プログラム内容:

  • 屋久杉トレッキングでの自己探求セッション
  • 川辺での30分内省タイム
  • チャレンジ体験(滝壺ジャンプ、岩登り等)
  • 焚き火を囲んでの深い対話
  • リーダーとしての価値観明確化ワークショップ

期待できる具体的効果

  1. 決断力の向上: 恐怖を乗り越える体験から得る「決断が先」のマインドセット
  2. 長期的視点の獲得: 千年杉から学ぶ持続可能なリーダーシップ
  3. 本質的な価値観の発見: デジタルデトックス環境での深い内省
  4. チームビルディング力: 仲間との相互学習による信頼関係構築
  5. 観察力・感受性の向上: 自然環境での五感を通じた気づき能力

導入の流れ

Step 1: 無料カウンセリング(60分)

  • 組織課題のヒアリング
  • 参加候補者の選定相談

Step 2: カスタマイズ提案

  • 御社の課題に応じたプログラム設計
  • 参加人数・期間の調整

Step 3: 事前準備・実施

  • 参加者との事前面談
  • 屋久島での3日間プログラム実施

投資効果を考えてみてください。離職による損失が1人あたり年間平均459万円の時代に、真のリーダーを育成することの価値は計り知れません。

まとめ

「行ってきます」- この言葉に込められた決意は、屋久島で生まれ変わった3人のリーダー達からの、組織への「恩返し」でした。

従来の座学研修では絶対に得られない「本物の変化」。

恐怖を乗り越える決断力、千年杉から学ぶ長期的視点、自然との対話で見つけた本質的な価値観、

そして仲間との深い信頼関係。

これらすべてが、次世代を担うリーダーに必要不可欠な要素なのです。

管理職昇進意欲が77%も「なりたくない」時代だからこそ、真のリーダーシップとは何かを体感できる機会が必要です。

御社の次世代リーダー候補にも、この奇跡的な変化を体験してもらいませんか?


次世代リーダー育成への投資が、組織の未来を変える

屋久島の大自然が育む真のリーダーシップを、御社でも実現しませんか?

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