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【体験談】屋久島リトリートで経営者が変わる

【体験談】屋久島リトリートで経営者が変わる

年商1億円超の経営者が口を揃えて語る「ビジネスの話をしなかった3日間」

目先の売上や業績に追われ、本質を見失っていませんか?

現代の成功した経営者たちが、なぜ毎年屋久島のリトリートに足を向けるのでしょうか。


それは、7000年の屋久杉が教えてくれる「時間軸の転換」と、
屋久島憲章が示す「自然と人間の共生」の理念に、経営の本質を見つけるからです。

先日開催された3日間の屋久島リトリートでは、IT企業代表、歯科医院経営者、コンサルティング会社代表など、年商1億円を超える8名の経営者グループが参加されました。

彼らの体験を通して、なぜ屋久島リトリートが現代経営者に必要なのかを探ります。

なぜ、成功する経営者は屋久島を選ぶのか

「消費のための生産から脱却したい」

参加者の中で印象的だったのは、インテリア家具業界の経営者の言葉でした。

「どうしても消費のための生産になってしまっているんです。
 生産が先にあって、消費をしてもらっているという感じで、
 自然の摂理に反したことをしてしまっている。
 この矛盾を抱えたままビジネスをしていっても、自分の中で幸福度はやってこないだろうな」

この率直な悩みは、多くの現代経営者が共通して抱える課題です。
短期的な業績追求に追われ、本来の事業の意味や価値を見失ってしまう。

そんな現状に疑問を感じているからこそ、彼らは屋久島を選んだのです。

年に1回、新しい体験への投資

この経営者グループには興味深いルールがありました。
「年に1回、国内もしくは海外へ体験したことのない体験をしにリトリートに行く」
「新しい体験にお金を使う」
というものです。

彼らは売上や利益だけでなく、自己と向き合う時間を作ることに価値を見出していました。

そして何より、
「ビジネスの話はほとんどしない」
「お互いにどんなビジネスをやっているのか詳しくは知らない」
という関係性の中で、
内面や自己との向き合い方について深く対話していたのです。

3日間で起こった実際の変化

日常からの完全な離脱

屋久島空港到着後、参加者たちは森での五感ワークから始まり、
「なぜ、屋久島に来たのか」
「や」
都市部での役職や肩書きを完全に忘れ、一人の人間として自然と向き合う時間がスタートしました。

森が教える本質的な対話

ヤクスギランドでのトレッキングは、単なる観光ではありませんでした。
森の中でのランチ、森林浴ワーク、永田いなか浜での夕日体験。

そして夜の焚き火セッションで、参加者たちの本音の対話が始まりました。

ここで印象的だったのは、ある経営者の気づきです。

「屋久島の屋久杉は、大きいもので7000年続いている。
 自分の事業はまだ7年じゃないか。1000分の1くらいなんですね、7000年からしたら。
 だから日々考えていることがちっぽけで、
 『こうあらねばならない』という思い込みに縛られていたんじゃないか」

屋久島憲章との出会いが変革の起点に

最終日の振り返りセッションで、最も重要な転換点が訪れました。

参加者全員で屋久島憲章の読み合わせを行ったのです。
屋久島憲章は、屋久島が世界自然遺産になる時に定められた島づくりの指針で、以下の理念が込められています:

屋久島憲章 前文(抜粋)
「地球と人類の宝物である屋久島。この島の自然と環境を私たちの基本的資産として、この資産の価値を高めながら、うまく活用して生活の総合的な活動の範囲を拡大し、水準を引き上げていくことを原則としたい」

条文の核心

  • わたくしたちは、自然とのかかわりかたを身につけた子供たちが、夢と希望を抱き世界の子供たちにとって憧れであるような豊かな地域社会をつくります
  • わたくしたちは、歴史と伝統を大切にし、自然資源と環境の恵みを活かし、その価値を損なうことのない、永続できる島づくりを進めます
  • わたくしたちは、自然と人間が共生する豊かで個性的な情報を提供し、全世界の人々と交流を深めます

出典:屋久島町 https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/about-yakushima/introduction/

インテリア家具業界の経営者は、この憲章を読み上げながら言いました。

「この屋久島憲章を経営の指針として参考にしたい」

屋久島憲章が示す新しい経営の在り方

「価値を損なうことのない、永続できる事業」

屋久島憲章の「自然資源と環境の恵みを活かし、その価値を損なうことのない、永続できる島づくり」という理念は、まさに現代経営に求められる視点です。

短期的な利益追求ではなく、長期的な価値創造。消費のための生産ではなく、本当に必要とされる価値の提供。これらの転換点を、参加者たちは屋久島憲章から学び取りました。

自然とビジネスの調和

参加者の一人は、リトリート後にこう語りました。

「自然とビジネスというのは分け隔てるものではない。
 自然とビジネスは調和して、共に成長して、共に循環していくものなのです」

屋久島憲章が示す「自然と人間が共生する」理念は、ビジネスにおいても実践可能な指針となります。持続可能性、ステークホルダーとの共生、社会への貢献といった要素を、利益追求と対立するものではなく、むしろ長期的成功の基盤として捉える視点です。

7000年の時間軸が教える経営の本質

地球規模の視点がもたらす自由

屋久島の最大の力は、「地球規模で自然の大きさが見える」ことです。
7000年の屋久杉に囲まれることで、日々のタスクや今日明日の売上目標、人間関係のいざこざといったものが、本当にちっぽけに見えてくるのです。

この「時間軸の転換」は、経営判断にも大きな影響を与えます。
四半期の業績に一喜一憂するのではなく、10年、50年、100年先を見据えた事業構想を描く力。
それが、屋久島リトリートで得られる最大の価値の一つです。

3つのつながりの重要性

屋久島リトリートでは、以下の3つのつながりを深く体験します:

  1. 自然とのつながり:樹齢1000年以上の屋久杉、原生林、清流との直接的な触れ合い
  2. 自分とのつながり:静寂な森による内省と自己探求
  3. 仲間とのつながり:共通体験を通じた深い対話と信頼関係の構築

これらのつながりが、経営者としての器を広げ、より本質的な判断力を養います。

プログラムの核心:自然体験と深い対話

ヤクスギランドでの森林浴ワーク

単なるトレッキングではなく、森の中での瞑想、深呼吸、ジャーナリング、五感を使った自然体験を通じて、参加者の感性を開いていきます。
樹齢数数千年の屋久杉に囲まれ、都市部では決して得られない「時間の流れ」を体感します。

焚き火を囲んでの対話

夜の焚き火セッションでは、普段のビジネス関係では話せない本音の対話が生まれます。
火の温かさと自然の音に包まれた特別な空間で、経営者としての悩み、人生観、価値観を深く共有し合います。

屋久島憲章を活用した価値観の再構築

リトリートのクライマックスでは、屋久島憲章の読み合わせを通じて、参加者それぞれが自分の事業の在り方を見つめ直します。単なる利益追求から、社会や環境との調和を重視した持続可能な経営への転換点を見つけることができます。

参加者の変化:「器を広げる」経験

本当の幸福とは何かを問う

売上を伸ばしていくことも確かに大事です。
しかし、それと同じくらい大切なのは、自己の探究をすること、本当に幸福なこととは何か、本当の幸せとは何かということです。

参加者たちは、屋久島での体験を通じて、これらの根本的な問いに真摯に向き合い、自分自身と深く内省し、お互いに気づきを与え合う、そんな貴重な時間を過ごしました。

あなたの組織にも屋久島リトリートを

なぜ今、内省の時間が必要なのか

現代の経営環境は、変化の速さと複雑さを増しています。AI、DX、ESG、SDGs…次々と現れる新しい概念に対応しながら、本質を見失わない経営が求められています。

そんな時代だからこそ、立ち止まって自分自身と向き合う時間が必要です。
屋久島の1000年の屋久杉が教えてくれる
「深く根を張り、長期的な視点で成長する」知恵を、あなたの経営にも取り入れてみませんか?

屋久島憲章が示す新しい経営指針

屋久島憲章の理念は、現代の経営者が直面する課題への答えを示しています:

  • 自然資源(人材・技術・知識)の価値を高めながら活用する
  • 短期的利益ではなく、永続できる事業モデルを構築する
  • 自社だけでなく、社会全体との共生を目指す
  • 次世代に誇れる組織文化を創造する

これらの視点を取り入れることで、より持続可能で意義深いビジネスを展開できるでしょう。


屋久島で、あなたの経営を変える第一歩を

屋久島の千年杉が、長い時間をかけて深く根を張り、嵐にも負けない強さを身につけたように、
あなたの組織も、深いところでつながり合い、どんな困難も乗り越えられるチームに成長できます。

株式会社創では、屋久島の世界自然遺産環境を活用し、経営者・組織の本質的な変革をサポートしています。屋久島憲章の理念を取り入れた独自のリトリートプログラムで、あなたの経営に新しい視点をもたらします。

変化の第一歩は、今この瞬間から始まります。

私たちと一緒に、あなたの組織の新しい可能性を発見しませんか?

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